小川 洋子

読書づく 小川洋子「ことり」

読書づいています。 育児や仕事があるものの、どこでどう本を読む時間をつくるのか。 作る、というよりも、"読みたい"という欲求が読める時間を生むのかもしれません。 (仕事での本もわんさかありますが・・・・優先順位を入れ替えつつ) 今年後半、小川洋…

猫を抱いて象と泳ぐ

新聞の文芸雑誌書評の時から気になっていた小川洋子さんの作品。 『博士が愛した数式』で数字の不思議、数式の美しさを小説にこめた著者が、 こんどはチェスというゲームの不思議、棋譜の美しさをみごとに生かし、 無垢な魂をもったひとりの少年の数奇な人生…

深き心の底より~小川洋子

「アンネ・フランクの記憶」、「海」に引き続き、文庫でエッセイ集 「深き心の底より 」が空港の本屋にありました。 なので旅のお供に一冊。 今でこそ「博士の愛した数式」その物語はここから生まれた! という帯がつくのは妥当なのかもしれませんが、あのヒ…

貴婦人Aの蘇生 - 小川洋子

「貴婦人Aの蘇生 」が、文庫版で出たので買いました。 「沈黙博物館 」を最近読み返した後だったので、 数々の剥製と死んだ人たちの形見の博物館、 アナスタシア伯母さんと博物館をつくるよう命じた老婆、 なんとなくリンクしてました。 もちろん話は違うの…