Arts / Humanities

Happy Time ~ エグベルト・ジスモンチ live

第一生命ホールにて、エグベルト・ジスモンチのlive、行ってきました。もう、言葉に尽くせない時間を感じてきました。最後の最後まで素晴らしい。彼の息遣いをずっと感じ、観客も静かな熱気を湛えつつ、その拍手が弾けて素敵な空間でした。私はギターやピア…

Hello Bach's new track!

バッハの最初の5小節ほどしか知られていなかった曲の全編が発見されたそうです。いずれ日本でもオルガン奏者による披露もあるのでしょうか?楽しみですね。 --------------朝日新聞:バッハ初期の作品、全編見つかるhttp://www.asahi.com/culture/update/04…

潜水服は蝶の夢を見る

先日、「潜水服は蝶の夢を見る」の試写会に行ってきました。 感想としては、予想以上によかったです。 彼のそのまばたきが曇るとき。 実際にあった話からこの映画は起こされていますが、 詩的な面もシニカルな面もあり、主人公の見える世界がうまく描写され…

Alicia Keys@丸ビル

丸ビルにて… Alicia Keysのライブを一目観ようと行きましたが、やっぱり早めにきていないと難しいですね。人の腰の隙間からちょっとだけ姿が見えましたが。 でも、生の歌声、ピアノを聴くことができてよかった…… 明日のとくダネ!で生出演・パフォーマンスな…

レイチェル・カーソン

今年はレイチェル・カーソン生誕100年だそうで、 本屋で「レイチェル・カーソン」という文庫本を買い見つけました。 レイチェル・カーソン〔上〕〔下〕 ポール・ブルックス/著 上遠恵子/訳 http://www.shinchosha.co.jp/book/216751/ Silent Spring - 「沈…

ピアノ・ロック

wikipedia - ピアノ・ロックという項は、どなたが書いたのかわかりませんが、Elton John, Ben Folds, Billy Joel, Tori Amosについても触れていますね。 Toriが本当にピアノ1台だけでのプレイをするアーティストだったら、 繊細な美しい旋律と声だけだったら…

バッハ健康法?

私のMP3プレイヤーは、iPod旋風に逆らって(後悔・・・) iRiverなのですが、グールドのゴールドベルク変奏曲だけでなく カンタータや受難曲(コラールメインで)、オルガン曲などが 洋楽・邦楽に混じって入っています。 ピアノを弾いていたときもバッハの曲…

キズアトの女神たち ~石内 都

http://www.zeit-foto.com/exhibition/index.html ツァイト・フォト・サロンにて、石内都さんの写真展が開催されています。 石内都作品展" INNOCENCE ーキズアトの女神たちー " 2007年6月12日(火)~7月5日(木)日、月、祝休み 開廊時間:10:30~18:30(…

百年の愚行とセンス・オブ・ワンダー

子どもたちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生みだす種子だとしたら、さまざまな情緒やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。幼い子ども時代は、この土壌を耕すときです。 美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未…

ぼくらはどう生きるか

君たちはどう生きるか - 吉野 源三郎 とあるきっかけで、この本を知り読みたくなったのですが 小川洋子さんの「物語の役割」を見つけたときに、見つからず、 古書で見つけました。 当時の時代の状況の中でこのような本が出ていたのにも感慨を覚えます。 苦く…

かろやかな翼ある風の歌

立原道造は詩人ですが、小説も遺していました。 彼という詩人を知った学生時代、学校の図書館の 文学ジャンルの隅に、分厚い全集がありました。 ちょうどその頃、彼の詩を知って音楽のついた歌を歌ってて もっと彼の作品を見てみたかったので全集をめくって…

みどりのゆびをもつ人

関東の桜もつぎつぎと満開になり、昨日は散りはじめる 桜を見て、あらためて春らしさを感じていました。 花が咲きあふれる春の風景をみていて、 「みどりのゆび」をちょっと思い出しました。 みどりのゆび - モーリス・ドリュオン そしてふいに、チトのちい…

The Pink Project

Toriが設立に関わったR.A.I.N.Nと、L.A Breast Cancer Allianceによって 「The Pink Project 」というプロジェクトが立ち上がっていました。 このプロジェクトでは、 R.A.I.N.N のサポートするsexual assaultや、 L.A Breast Cancer Alliance のサポートして…

オーロラ

先日、試写会で映画「オーロラ」を見てきました。 日仏会館での上映は、フランス映画にはぴったりの 会場だったと思います。 オーロラ 公式サイト 上映は12/16から。 飯田橋・神楽坂周辺は桜並木があるので この時期紅葉でオレンジ色に染まって天気もよく 散…

深き心の底より~小川洋子

「アンネ・フランクの記憶」、「海」に引き続き、文庫でエッセイ集 「深き心の底より 」が空港の本屋にありました。 なので旅のお供に一冊。 今でこそ「博士の愛した数式」その物語はここから生まれた! という帯がつくのは妥当なのかもしれませんが、あのヒ…

フランボワイヤン~季節の中で

フランボワイヤンは、映画「季節の中で 」で印象的に残った樹木でした。 この映画はもちろん見ました。 淡々と進んでゆくストーリーですが、特にこのシーンは美しかったです。 そして、このフランボワイヤン(火焔木、鳳凰木)をとある島で咲いているのを 見…

ホテル・ルワンダ(2)

初日に行ってきました。 渋谷の街は大雨で、変な天気でしたが・・・ 一言、本当によかったです。 レイトショーまでも立ち見のお客さんがでるほど 多くの人が見に来ていました。 何箇所も恐怖感を強く感じるところはあったのですが 外国人がホテルからバスに…

What is your Sence Of Wonder?

森の中の苔。 前日にたくさん雨が降り注いだのでふかふか、しとしと。 森の匂いはいいですね。 体のながーいナメクジもいました。 久々にレイチェル・カーソンの本を思い出しました。 センス・オブ・ワンダー 親がこどもに自然の素晴らしさをどうやって伝え…

石内 都 凱旋展

世界各国から数多くの作品が集まるヴェネツィア・ビエンナーレでは、 ひとつのパビリオン内での鑑賞者の滞在時間が短いといわれています。 そのなかで、私の写真の前で足を止めてくださる方々が多かったことには 正直いって驚きました。 なかには涙を流して…

ブレンダと呼ばれた少年

ブレンダと呼ばれた少年―ジョンズ・ホプキンス病院で何が起きたのか 扶桑社版(2005) 無名舎(2000)版は絶版 1967年、アメリカで包皮切除手術に失敗した8ヶ月の双子の男の子のひとりが、性科学の権威、ジョン・マネーの勧めによって、性転換手術を受け…

百年の愚行

先日、松屋銀座にて星野道夫氏の写真展があり見てきました。 さすがに休日・夏休みで人が多かったのですが、 写真パネルを間近に見ていろいろと感じさせられました。 自然、-生命はとても真っ直ぐで脚色されていない世界であること。 星野道夫 公式サイト N…

余命~谷村志穂

谷村志穂さんの新刊「余命」が発売になったらしく、近所の本屋さんに行ったら置いてませんでした。 医師で妊娠と同時に癌であることを知らされた女性が主人公のようです。 谷村志穂さんは北大農学部で生物の勉強をし、出版社勤務などを経て作家になった人。 …

Good Night, and Good Luck

TOHOシネマズ 六本木ヒルズで先行上映してたので、 この前見てきました。 Official Site - Good Night, and Good Luck オフィシャルサイト ジョージ・クルーニーのファンではないけれど、 雑誌での前評判がよくて。 日本ではこういう映画は撮れないだろうし…

モーターサイクル・ダイアリーズ

久々にDVDをレンタルして家で見てました。 公式ページ - 角川ヘラルド。 実はキューバ革命もチェ・ゲバラもよく知らないのですが・・ 若者が旅に出かけ、そこで出会うものに触発され 己の思想や信念を抱いていくという経験は 怖いものしらずの若いうちに必要…

ぼくの孤独 あたしの孤独

ぼくは孤独だと思いながら、ものすごい彩りを感じる - Taro Okamoto 鈴木祥子さんが岡本太郎氏の本や、彼の存在をリスペクト している事をコラムやインタビューで知ったのですが、 このコトバ・・・・彼女の音楽と向かい合う姿や、 今回のアルバムの写真から…

ACO 「mask」

ACO は数年前からベルリンへ渡ってしまってて、 久しくアルバムを出してなかったのですが、、、 3年ぶりのNew Albumだそうです♪ ACOがニュー・ミニ・アルバム『mask』発表 - bounce.com 2006/02/22 発売 ACOの曲だとドラマ主題歌になった「悦びに咲く花」が…

ベルリンデザインビュー :ジャパンデザインネット(JDN) の長谷綾子さんのリポート。 ベルリン、また行きたいです・・・・・ そういえば、エゴン・シーレ好きです。28歳で生涯を閉じてしまったんだなぁ。

ホテル・ルワンダ(1)

「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」 も見たいのですが、 「ホテル・ルワンダ」も是非見てみたいと思っています。 「ミュンヘン」もなぁ。 日本公開を求めて署名活動が行われていたのですね。 TVのドキュメンタリーとして取り上げられることも難しいものです…

年末に旅の中で会った女性ふたり。 ひとりは久々に再会した喫茶店のママさん。 温かく迎えてくれて、そして相変わらずてきぱきとした仕事ぶり。 「女はいくつになっても女なのよ」 もうひとりは小さなスナックのママさん。 わたしたち若造が酔っ払ってカラオ…

貴婦人Aの蘇生 - 小川洋子

「貴婦人Aの蘇生 」が、文庫版で出たので買いました。 「沈黙博物館 」を最近読み返した後だったので、 数々の剥製と死んだ人たちの形見の博物館、 アナスタシア伯母さんと博物館をつくるよう命じた老婆、 なんとなくリンクしてました。 もちろん話は違うの…