Carols of Tori
ようやく届きました、Midwinter Graces。
(このエントリー書いてたら途中で別ページに行ってしまい再度書きなおし)
かなりいいです、今作。
クリスマス+カバー曲(オリジナルもありますが)、といってしまうと、日本でも聴きなれたクリスマスキャロルについてはほとんどありません。
ちなみに、アルバムアートワークには珍しく男性モデルが天使役として出ています。
Casey Dobynsさん、モデル。
PVでのエイドリアン・ブロディ以来じゃないでしょうか?彼女の作品で男性がまともに出てくるのは。
思わず、彼の画像が載っていたサイトで自分好みの人がいるか探してしまいましたが(笑)。
このアルバムを聴いてみて、あらためてToriは「聖」と「俗」を行ったりきたりできるアーティストなんだなと思いました。
父親が神父という背景も影響を受けているのだと思いますが(幼い頃から教会で歌っていた)、厳格な環境の中から抜けて音楽活動をして、衝撃的なソロデビュー作「Little Earthquakes」を出したわけです。
もしもエンヤみたいな(彼女の音楽はそれで魅力があるので否定はしませんが)、いわゆる「ヒーリング・ミュージック」のような曲を作りつづけていたら、ここまでわたしはToriを聴かなかったと思います。
もちろん、メロディ、ピアノプレイで美しさや癒しを感じるの曲は沢山あるのですが、"Toriらしい"アグレッシブさがあるからこそ好きなのであり。
今年は「Abnormally Attracted To Sin」「Midwinter Graces」の収穫があり、Toriファンにとってはよい一年であったと言えそうです。