なんでこの薬を飲んでるの?
拝読しているブログで上野直人医師の「がんのチーム医療」というブログがあります。 その上野医師が、最近のエントリで"自分の病気と治療のこと分かっていますか?" といったこと(患者学といってもよいですね)におけるアドバイスをされています。 まだまだ続くようですが、これまでのエントリはこちら。
Step 1 あせるな―まず、がんを知ろう; 癌は慢性疾患である
Step 2 医師から必要な情報を取得する; 医者から聞かされないことは知らなくていい?
Step 2 医師から必要な情報を取得する; メモを取っていますか?
Step 2 医師から必要な情報を取得する; もっと記録上手になる(テープレコーダー編) 一歩進んで、医師の言葉に切り返しをしてみよう, 鵜呑みしない! [ステップ2 医師から必要な情報を取得する]
薬の名前が書けますか? パート1 [ステップ3 情報を整理する]
なんでこの薬を飲んでるのあるいは治療を受けてるの? [ステップ3 情報を整理する]
漫然と診察を受けて、もらった薬を飲んで…そんなことを 自分もしていたりしますが、自分の(あるいは家族の)身体のことです。 受身ばかりではいけないのだな、と考えさせられます。 症状や治療履歴など、人に伝えるためには自分が分かっていなくては うまく伝えられませんものね。 仕事における相手への依頼や伝達にしたって、経緯や進捗状況、問題点が 把握できていて的確に伝えられなければスムーズにいかないわけですから。
「専門的だから分からない」で済ませてしまっては、いつまでも 分からないまま。調べられることは調べ、疑問は質問すること。 インターネットはそれを助けてくれますが、膨大な情報の海で取捨選択する ことの難しさもあります。 自分が幼児期にどんな予防接種を受け、どんな感染症にかかったか、すら 記録がないと分からないですよね。 親から(自分の)母子手帳をもらった時、あぁ、記録って素晴らしいなぁと 思いました(笑)。