動物愛護団体「クヌートに去勢手 術を」恋人候補と血縁関係

動物愛護団体「クヌートに去勢手術を」、恋人候補と血縁関係

クヌートは昨年から恋人候補の「ジャンナ(Gianna)」と共同生活を送っているが、PETAの専門家フランク・アルブレヒト(Frank Albrecht)氏によれば、2匹は同じ祖父を持つという。

アルブレヒト氏は、2匹に子どもが生まれればドイツのホッキョクグマの遺伝的多様性を脅かす可能性があり、近交弱勢の危険性を高めると指摘。「2匹が共同生活を続けるためには、クヌートを去勢するしかないことを知ってほしい」と訴えた。

 

 

えっ、そういう背景があったとは。

それにしてもそれはジャンナを連れてくる前に調べておくべきなのでは・・・?最近のクヌートの様子をネットでみているとジャンナといい感じで寄り添ったりじゃれたりしています。

去勢する、というのもこれまた人間の人工的な行為ではありますが、共同生活をやめるという選択肢もあるのでは。せっかく連れてきた花嫁候補だから・・・うんぬんこれまた色々と議論がありそうですが。フロッケちゃんなら大丈夫とか。

自然界では自然と動物個体同士が近縁関係にならないような行動をとっているとすれば、種の保存をヒトが決めるということがいかに「不自然」であるか。