「45歳の原点」

CDジャーナル先月発売号の「33 1/3の永遠」第100回より。 過去、二十歳の原点高野悦子)についてのエントリーをしましたが、祥子さんの愛読書ベスト3に入る本なんですね。前に取り上げたときにも、「愛読書」という話がきっかけで私も読んでみたのですが。 おまけに上野千鶴子氏の「女ぎらい~ニッポンのミソジニー」、読まれたそうです。私は読んだことはないのですが・・。 なんていうか自分の抱く「女というもの」について掘り下げ続けているのかな。DVDの冒頭もそうでしたものね。

 

革命なんかに憧れない。身体性より"セーシン性"を"上に置く"ことに私は与しない。だってそれはふたつでひとつのものだから。   

 

ましてやミソジニーのニッポン、で婚活も自己嫌悪もしないで生きていくにはどうしたらいいのか? 私は身体性をもっともっと信じることだと思う。アタマじゃなくカラダに頼る。肉体性と精神性はひとつ、カラダとココロは同んなじものなのだ。それを切り離したのが"ホモソーシャル"な"男の世界"だとしたら、その正反対をやってみよう。 

 

彼女のライブ音源のMCだったりコラムだったり歌の中にだったり「女(自分)の年齢」というものが出てくる。こだわるなんて何歳だって、ということで済まない部分を取りこぼせないのでしょうね。 祥子さん男性ファン、って彼女のそういうところも好きなんだろうな。初期の歌が好きでしょうがない人にはあまり受け入れ難いものかもしれませんが。