学校では教えてくれない大切なこと(8) 時間の使い方

学校では教えてくれない大切なこと 時間の使い方

もうね、このテーマでね、日々の多くの叱りを占めてるんじゃないかと思う。もちろん、学校でも学童でも時間というものはとても大事なポイントだと思いますが、いかんせん、家庭でもそうです・・・。

本書のテーマは「時間の使い方」です。
時間は誰もが平等に与えられている大切な資源です。
物はなくなってしまっても取り戻すことができますが、時間はなくなってしまったらそれが最後です。
今この瞬間も、二度と戻せません。時間だけは、どんなに科学技術が進歩しても戻せません。
だからこそ、日々の時間を大切に使いたいものです。
時間を大切にすると、生活が変わります。
生活が変わると人生が変わります。時間を大切に使う方法を学んでいきましょう。

このところ、ジュニア向け新書(前からパンセとか好きだけど)を読んだりしていますが、絵本と新書のあいだくらい、というようなものが小学生、特に低学年向けであるといいなと思っていました。漫画での展開はやはり読みやすいようです、下の子も合わせて見てると。

  • 1章 時間の使い方を知ろう
    ・キミの1日の時間の使い方を知ろう
    ・集中できる時間をいかそう
    ・時間の感覚を持とう
  • 2章 時間管理できるとかっこいい
    ・ていねいに毎日を過ごそう
    ・間子のここがポイントよ
    ・常盤金成のことわざ劇場2 時すでにおそし
  • 3章 自分で夏休みの計画を立てよう
    ・夏休みの計画を立てる準備をしよう
    ・夏休みの時間割とお楽しみ表の巻
    ・常盤金成のことわざ劇場4 石の上にも三年編
  • 4章 時間にゆとりを持とう
    ・時間にゆとりを持とう(ステキな時間を過ごそう)
    ・怪獣カード ダラダラ
    ・としおのけん玉講座

流れる時間の感覚も、そして経験も効率の工夫だって、それはそれは数年生きてきた子どもと、大人では当たり前ですが、随分違うものがあると痛切させられる中、それでも徐々に、自分で決めていくことで自信を持つことだったり、人との調和を保つために必要な時間のことを身につけていってほしいなと願っています。

言葉で言ってもなかなか伝わってない?ように思えることが、こういう媒体を通じて、明るく話ができるひとつの道具にもできるかな?

 

それにしても、時間管理っていえば、大人たちにしてみれば、"長時間労働"、"ワークライフバランス"、"家事時短・家事の取捨"って時間管理の範疇でもあり、自己コントロールがなかなか効かない場に身を置かれていることも多々あり、子どもばかりじゃないじゃん!って思いながら。