「貴婦人Aの蘇生 」が、文庫版で出たので買いました。 「沈黙博物館 」を最近読み返した後だったので、
数々の剥製と死んだ人たちの形見の博物館、
アナスタシア伯母さんと博物館をつくるよう命じた老婆、
なんとなくリンクしてました。
もちろん話は違うのですが。 「薬指の標本 」や「凍りついた香り 」といった作品も、どこか奇妙であり
滑稽でもありながら淡々と言葉が続いていく文体が好きです。
エッセイ集があるのですが、それも本人の関心事も垣間見えて
なかなか面白いですよ。
デイリースポーツ - 小川洋子氏「井川残って!」
「博士の愛した数式」公式サイト