フランボワイヤン~季節の中で
フランボワイヤンは、映画「季節の中で 」で印象的に残った樹木でした。
この映画はもちろん見ました。
淡々と進んでゆくストーリーですが、特にこのシーンは美しかったです。
そして、このフランボワイヤン(火焔木、鳳凰木)をとある島で咲いているのを
見ることができました。
ほんとうにぬけるような青空に赤々と咲き誇る花は美しかった。
満開というよりかはマメ科の大きなサヤができていましたが、
とにかく見上げてばかりいました。
花と鳥の鳴き声と青空、海。
それを天国のようだと形容するのもうなづける気がします。
時間はゆったり流れ、諍いがないような気さえして・・・・
という中で、いわゆるリゾートアイランドといわれる島の
歴史をよく知らなかったりするのです。
苦難の歴史はあったわけだし、中には恐ろしい水爆実験の
標的になった島と海があるわけで、美しい景色が広がれば
広がるほどその歴史と現在を知らないということにギャップを感じもしました。
地理や世界史(日本史)を学校で学べといわれるのは
当時は面倒だな~と思ったりもするのだけれど、
そこはどんな所かどんな背景をもっているのか、下地をつくる
には必要な時間だと個人的に思います。
強制されて好奇心が沸くわけでもないんですけどね。