婚活とおひとりさま

日経ウーマンオンラインがリニューアルして、メールマガジンが平日毎日届くようになってました。雑誌は読まないものの、一応メルマガを購読しています。 そのタイトルやメール内容には、ほんと「婚活」、「婚活」、「婚活」・・・・ やっぱり対象年齢の女性にとってみると(働く女性でもあり結婚を意識する)トレンドは「婚活」ってことなのでしょうか。 と同時に目につくキーワードとしては「おひとりさま」。

ずっと「ひとり」だと、女のカラダは早く衰える?

ね、気にならないようで気になるタイトルが沢山あるのでついつい見てしまうのですが、不安をあおられるだけなのか、共感してちょっとホッとするのかは人それぞれかもしれません。

このページの場合は、結論は “おひとりさま”であっても、行動力や人間関係の広さ、プラス思考があれば大丈夫! と励ましてくれていますけどね。 同じく日経ビジネスでも婚活話が多いですね。

男に養ってほしい女、稼ぐ女を嫌う男『しがみつかない生き方』著者・香山リカさんに聞く【2】

結婚とは、「コントロールできない他人」と向き合うこと

香山 診察室には最近、子育て中の40歳前後の女性がたくさんいらっしゃいます。30代で結婚して子供が1人か2人いる、という方たちなのですが、夫への不満や子育ての苦労を機関銃のようにまくしたてるんですね。そういう方を見ていると、「でも、それは承知の上でご結婚されたのでは…」と咽もとまで出かかるのですが、そこはグッとこらえています。

白河 結婚や出産というのは、実際にしてみないと分からないものなのですよね。

香山 話を聞いていると、夫が暴力を奮ったり浮気をしているわけではなくて、「夫が私を意識してくれない」とか「子供がかわいいと思えない」「子供が言うことを聞かない」という内容なんですね。客観的に見ると「よくある話じゃない」ぐらいに思ってしまうことと言いますか…。

 そういう方たちの中には、高学歴な女性が結構多いんです。彼女たちの今までの人生では、勉強すればそれなりに結果が出ていたので、「人生は自分でコントロールできるものだ」と思い込んでいるのでしょうね。でも結婚したら、自分でコントロールできないことがたくさんある。夫は他人だからコントロールなんてできないし、ましてや子供はもっとコントロールできないから、ジレンマに陥ってしまってイライラしているんですよ。

 

きっと、自分ではどうにもコントロールできない存在とどう向き合っていくかで鍛えられていくのでしょうね。 おひとりさま、だったらそういうパートナーや子供に振り回されることはなくても、どうやって一人で長い人生を過ごしていこうか・・という違った悩みも出てくるのでしょう。

 

以前、新聞のインタビューで佐伯チズさんが言っていた言葉をメモしていたのですが、

最近の日本人はとにかく人に頼りすぎる。

一人で行動を起こすことが苦手だ。

夫がいようが子供がいようが自立を心がけて 先のことを考えておかないと何かあった時 「何でしてくれないの」と人を責めることになる。

「ここまでしてあげたのに」と子や孫を責めることになりかねないので、

60歳をすぎたら自分に投資し磨いてほしい。

それが周りの幸せにもつながるのではないか

 

ぐさっとくるような言葉・・・ 自分の不幸やままならないこと、してあげてるのに見合った見返りが無いことを人のせいにしてヒステリックにはなりたくないな、と思います。