区役所に行こう

鈴木祥子あたらしい愛の詩」より「区役所に行こう」。

 

 

女の子は誰でも"結婚"を夢見てるんだよ 

銀色に光る指輪を交わすことを、あぁ きっとできるうまくやれる 

だってとてもあいしてる 洗濯する料理もする、ふたりでやるよ。

死ぬまでにわかるかしら 生きることのひみつが 

あーおい空いっぱいにほら、約束したいの。

"幸せ"のための契約なんかじゃないの、あなたとわたしは自由なのよ。ねぇ?

 

しあわせいっぱいのような歌詞にもかかわらず、このアルバムを通じてみると 見事に「明る哀しい」うた。 女の子というステレオタイプを彼女が"演じて"いるわけで。 自由でいたい、束縛しあいたくない、と唄うところは 本音もあるのかもしれないけれど。 結婚を経験して、結婚へのあこがれと現実、って咀嚼した上での楽曲だと 思うと明るいままでは聴けないのでした。