契約(スペルバインド)


アルバム「鈴木祥子」より「契約(スペルバインド)」。
タイトルの括弧の中って、直訳だと「呪文で縛る」なんですよね。



あなただけのものでいたい、いいえ、いたくない
すべてだなんて言わないで、いいえ、言ってほしい
そうよ、言わないで。

あなたはなんであたしじゃない、
それが哀しいわ。

約束も未来も契約もないままで、
あなたと生きることが出来るでしょうか?




少し話はそれるけれども、知人(女性)の中には、
付き合っている相手との結婚を望んでいるのに、肝心の相手は
その気にならない(かといって別れるわけでもなく)、という
類の悩みが最近続いていました。

話してくれる知人達は皆、自分の仕事を持っていて、
養ってもらいたいとかではなくて
「同じ家で家族として暮らしたい」「拠りどころとなるhomeがほしい」
という精神的な安定を求めているようです。
中には逆プロポーズした子も。

相手が踏み切らない理由や心情は色々とあるかなーとは思いつつ
男性達にとって「結婚」するって重たいのかなぁ?、と考えてしまいます。
結婚の話をしだすと逆ギレするとか(苦笑)

私が本人に聞いたわけではないからわかりませんが、
結婚="契約"、"責任の発生"、"自分の時間が奪われる"と息苦しいもので
あるならば、一歩ひいてしまうのかもしれません。


・・・でも、相手に
「君は(自分の)すべて、だ」と言われると引きませんか・・・?

一方で大事なタイミングでは言われたい、という勝手な願望もあり。
自分が相手に言うかな?、って思いますが・・・


結婚について思うことは、「未来」を見ていたい相手とできたらいいと
思います。
年を重ねて老いてゆく中で寄り添っていくのだから。


余談ですが、「婚活」なるコトバを生み出した白河桃子さんによると、
「産活(出産活動)」なんてのもあるんですね~~

動かなければ何も始まらないから"活動"ではあるけれど、
こうやって言葉が作られると言葉に縛られてゆくから不思議。