赤ちゃんの死へのまなざし ―ある夫婦の死産体験談から学ぶ周産期のグリーフケア

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赤ちゃんの死へのまなざし ―ある夫婦の死産体験談から学ぶ周産期のグリーフケア

赤ちゃんの死を前にどのように関わるべきか。マニュアル化できない流産・死産ケアのあり方を、夫婦の体験談を中心に丁寧に解説。入院中だけでなく退院後の関わりや、医療者のセルフケアの必要性にも言及した。 医療関係者はもちろん、お子様をなくされたご夫婦、ご家族にも是非読んでいただきたい、「赤ちゃんの死」への思いを医療者と患者・家族が一緒に紡いでいくための本。 産科医 竹内正人のいのちのブログというブログをずっと拝読しています。 「そのママ」メルマガの監修の方であり、またほうぼうで妊娠・出産についてメディアにも出ている方ですが、この方のブログでは流産・死産したお母さん達がその思いをコメントしていたりしています。 それを妊娠中にも産後にも時々読んでいました。 たまたま、自分においては妊娠した子どもが胎内で成長し、生まれ出て、いちにちいちにちを重ねて今に至っているわけですが、それは当たり前でもないことに気付かされます。 そんな竹内先生の本が出るそうです。 私が出産した病院には、患者さんからの意見・感想を病院側の回答つきで掲示されているので、会計待ちの時にぼーっと読んでみたのですが、とある死産された方の投書がありました。 そこには、医療スタッフたちの配慮、死産した子どもの取り扱い方や両親に対してのケアに救われたとありました。 母とお腹に宿した子どものこと、喜び、悲しみ、苦しみ、不安・・・そういうことを見つめていくと、死生観や、子どもと生きることって何かなぁと考えさせられます。 機会があれば読んでみたいです。